FUKUOKAを聴いて
やっと、聴くことができました。
昨夜はYouTube公開を知って驚きとともにすぐにiPhoneに保存して、なんだか丸一日聴く気になれませんでした。
いま、暗い部屋でようやく聴きました。
イントロがはじまり
鳥肌が止まりませんでした。
裸で見知らぬ街にいきなり放り出されたような、心細い気持ちになりました。
すぐにASKAさんの声が聴こえて気づいたら体全体が包み込まれるような、ふわっとした温かさでいつのまにか曲の世界に入り込んでいました。
初めて聴いた素直な感想。
正直に言います。
つらかったです。
つらい……って思った。
なんでかなぁ。
全く毒のない世界、
誰を責めるわけでもない世界、
それがこの曲にはありました。
この美しさばかりじゃ成り立たないのがこの世界なのかな、と現実を想ってしまう…
それを感じてつらいのかな…
私が自分で勝手に自身の経験を重ね合わせて「つらい」のか、
楽曲の奥から感じるASKAさんの心を叫びを無意識に感じとって「つらい」のか、
どちらなのかはわかりません。
とにかくこの曲には力があった。
本当に、本当に本当に
素晴らしかった。
ギターをつまびくような、と言っていた音も、すごく重要な要素となって、世界を作り上げていました。
「風」がよく見えた。
福岡という街は風がよく吹くのかな。
ギターのつまびく音は、コロコロと何かが風に転がされているような印象を感じました。
街の風…心の隙間に吹く風……人と人の間を吹く風……
ここから新たなスタート、
頑張って欲しいです。
私も頑張ろう。
ふるさとに感謝する気持ち、感じさせてくれてありがとうございます。